勉強の考え方
勉強はしなければならないのか?
答えはNOです。
勉強はした方が良いのは間違いないですが、しなければならないものではありません。
プロスポーツ選手になって何億も稼ぐ、YouTuberで何億も稼ぐ。
それができるなら基本的には学校でするような勉強は必要ありません。
ではなぜ勉強をするのか。
それは人生に対しての保険と考えるのが良いと思います。
例えば、高校卒業してそのままプロ野球の世界に行けるのは毎年約30人。
東大の合格者は3,000人。100倍の差があります。
東大と言わず京大、旧帝大、もっと言えば地方の国公立大学まで広げれば約12万人。
なんとプロ野球の世界に行くよりも4,000倍国公立大学の合格は広き門と言えるのです。
言い方を変えると、4,000倍簡単だと言えるのです。
プロ野球選手になる努力ができるのであれば、その4,000分の1の努力で良い勉強は、サクッとやってしまって野球に打ち込めるようにした方が良いはずです。
いつ不慮の事故や怪我が起きるかわからないだけに、保険として4,000分の1の努力を割いておくことが重要だと思います。
これが当塾アリーシアの勉強に対する考え方のひとつです。
部活と勉強
『勉強の考え方』でプロ選手になるということを野球を例に話しましたが、部活の競技や内容を将来職業にすることはまず不可能と言えます。
例えばプロサッカー選手をここでは例にしますが、日本代表で活躍している久保建英選手や今レアルマドリードの下部チームにいる中井卓大選手は11歳でその才能を見出されヨーロッパに渡っています。
そう考えると、中学生で、高校生で、学校の部活をやっている、地元のクラブチームでプレーをしているという状況で将来の展望はどうでしょうか。
だからと言って部活をするなというわけではありません。
組織に入って人間関係を学んだり、スポーツを通じて受験を勝ち抜ける体力を作ったり、部活を通じて努力をすることを学んだりと有益なことは間違いありません。
そこで大切なのは将来に対しての優先順位だと思います。
部活を職業にはなかなかできない以上、『勉強の考え方』でも述べた4,000分の1の努力で道が開ける受験をまず優先しクリアし、その状況で部活に打ち込むのが有益な考え方ではないでしょうか。
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